一途に想い続けたイケメン御曹司×恋愛から遠ざかっていた彼女
元カレとの酷い別れ以来、恋愛から離れていた瑞果は、苦手だった同期の伏田に告白される。イケメンで御曹司の伏田が一途に想っていた相手は瑞果で、彼に嫌われていると感じたのは、好きすぎて普通に話せなかったせいだった!? 今は「好きすぎて離れられない」とぐいぐい距離を縮め、トラブルからも助けてくれた彼の熱い溺愛に、瑞果も恋心を自覚し!?
「……っ、瑞果……好きだ」
甘い囁きに下腹部がキュンと疼く。
家に招いたけど、最初はこんな展開を想像していなかった。でも、ここまでくるともう、お互いに歯止めが利かない。
二十九才の男女に火が点いた結果、衝動は止められなかった。
それを先に口にしたのは、伏田。
「瑞果……俺、やめられないかも。嫌だったら殴ってでも止めて」
殴ってでも、のところで少し笑いそうになる。
「殴らないよ。それに……私も、同じだから……やめないで」
一旦唇を離してから、今度は私から彼の唇に自分の唇を押しつけた。それによって完全に箍が外れた伏田が、体を反転させて私に覆い被さった。
「じゃあやめない」
これに返事をすることはなく、再び彼と熱い口づけを交わす。キスは継続しつつ、彼の手は私の服の裾から下着の下に忍び込み、ブラジャーのホックを外した。途端に胸元の締め付けがなくなり、彼が服ごと全部胸の上にたくし上げる。
いきなりこんな明るい場所で伏田に胸を晒すことになって、我に返った。
「ま……待って、明るいから……」
伏田の胸を押してストップをかけようとするも、呼吸が荒くなっている彼が止まる気配はない。
「明るいから、よく見えて俺は嬉しい」
構わず乳房に吸い付き、先端に舌を這わす伏田の肩をバンバン叩く。
「いや、そうじゃなくて……私が恥ずかしいからっ」
何度か叩いたところで、ようやく彼が顔を上げた。不服そうだけど。
「……じゃあ、暗くしてベッドでする?」
「……そうしてください……」
胸元を服で隠しながら上体を起こすと、彼に手首を掴まれる。そのまま照明を落としてからベッドに移動した。
先に私が腰を下ろすと、彼も隣に座った。
すぐに背中を支えられながらキスをし、ベッドに仰向けで倒される。
さっき外されたブラジャーと服は、たくし上げるのではなく一気に頭から引き抜かれて、あっさり半裸を晒すことになった。
私の半裸を見て熱に浮かされたような顔をしてから、彼が素早くネクタイを外し、シャツのボタンを外していく。
いくつかのボタンを外すし終えた伏田は、痺れを切らすように頭からシャツを脱ぎ捨て、私に覆い被さってきた。
「あっ……!」
ぐっと乳房を強めに掴まれ、硬く立ち上がった乳首を口に含まれる。興奮した様子で胸を貪る伏田に、なんだかこっちまで吐息が荒くなってくる。
それはもちろん彼から与えられる愛撫によるものも大きいのだが、普段あんなに冷静な伏田が自分に欲情している姿そのものが、私を大きく興奮させていたから。
夢中で私の肌に舌を這わす姿も、私を見つめる獣のような目も。
――ゾクゾクする……。
かつてないほどに興奮して、自分でもわかるくらい脚の付け根からは蜜が溢れ出している。そんな自分に驚きながらも、伏田から目が離せない。
ひとしきり胸への愛撫をしてから、伏田の手が股間へ移動した。穿いているパンツのホックを外してショーツの中に手を入れられる。指が割れ目をなぞったその瞬間、伏田の手がとまった。
「いつのまにこんなになってたの」
ゆっくり指を動かしながら蜜を纏わせると、心なしか伏田が嬉しそうだった。
「やめて……言わないで」
「なんで。嬉しいのに」
彼の声は弾んでいる。指は前後に大きく動き、時折蜜壺の中にも入ってくる。
別の指で敏感な蕾をも攻められ、「あっ!」と意図せず体が大きく揺れた。
「や……、待って……」
「ここ、好き?」
何の気なしに尋ねられて、顔が熱くなってきた。
――す、好きって……そんなの恥ずかしくて……。
「……っ、 言わない」
この返答に、伏田がふっ、と笑いを漏らす。
「好きなんだ」
「違っ…………んんん!!」
好きかどうかは答えていないのに、彼の指が敏感なところを優しく弾いた。そのせいで腰が跳ねて、彼に弱いところを晒す羽目になってしまう。
「あっ……、はあっ……そこ……いや……」
「いいって意味だろ?」
蕾を指で刺激しつつ、再び胸の先を吸われる。
ピチャピチャと音を立てながら舐められたそこが、暗い部屋の中でも濡れているのがわかる。それがすごく艶めかしかった。
相手が伏田だということも、私の欲情を駆り立てた。
お腹の奥が痛いくらいジンジンする。じっとしているのが辛くて太股を擦り合わせようとしても、伏田が脚を挟んでくるのでそれができない。
「んっ……、伏田……」
呼吸を乱しながら名前を呼んだら、彼が胸元から顔を上げた。
「……会社ならまだしも、二人きりのときも伏田なの? 俺の名前知ってるだろ?」
まさかわからないとか言わないよな……と恨めしそうに見つめられ、小刻みに頭を振る。
「知ってるよっ……陽士……でしょ」
名前を呼んだら、彼が満足そうに微笑み、唇を合わせてくる。
「これからは会社以外ではお互い名前呼びな」
こんなことを言っている間も、股間への愛撫は止まない。蕾への愛撫を終えると、今度は蜜壺に指を差し込まれた。指の腹を使って丁寧に膣壁を撫でられると、さらに蜜が溢れ出てきた。
「ンぅ……っ……、あ……っ……」
腰を浮かせたり、シーツを掴んだりしてどうにかこのむず痒さを逃がそうとした。でも、そんなことをしたところでどうにもならない。
伏田の前で我を忘れて乱れるのが恥ずかしくて、どうにかして耐えていた。
でも、私の意図など、伏田にはお見通しだったようだ。
「我慢しなくていいのに。声、出して」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら指を動かし続ける伏田も、もはや冷静とは言いがたい。
呼吸は荒いし、汗ばんで額にかかる前髪は濡れている。
それにさっきから太股の辺りに彼のモノが当たるたびに、その硬さにドキっとする。
――だけどそれと声を出すかどうかは、別問題……。
「……っ、あんまり大きい声出すと、お隣さんのご迷惑になるから……」
途端に伏田が壁に視線を送る。
「壁薄いの?」
「そういうわけでもないけど……。でも、あんまり大きいと聞こえちゃうかも」
「そんなに大きな声出すの?」
訊き返す伏田の顔はなぜか嬉しそう。その顔を見て顔が熱くなった私は、何度も彼の肩を叩く。
「ばか」
伏田が笑いながらごめん、と謝ってくるけど、全然悪いと思ってなさそう。
「でも、それなら声が出ないようにすりゃいいんだよな」
笑いを収めた伏田が、いきなり顔を近づけてくる。
「ん……んんっ!」
いきなり深く口づけられて、言葉が出ない。その間に私の中にある指が激しく前後に動き、私を追い立てる。
しかも同時に親指を使い蕾を刺激されて、急激に快感が高まっていく。
――やっ……、これ……だめ、だめ、いく……!!
「んんっ、ふっ……!! んう……っ」
相変わらず口は塞がれていて、言葉にならない声が漏れ出るだけ。
「んんんッ――――!!」
そうこうしているうちに限界に達し、あっけなく果ててしまう。びくびくと体を震わせた私を眺めていた伏田は、ようやく唇を離してくれた。
「……っ、はあっ……、そんな……口を塞がなくたって……」
「でもこれでイケただろ? ここも……ほら、すごい」
ずっと私の中にあった指を引き抜き、濡れた指を見せてくる。
「や……、見せなくていいから……」
枕元にあったティッシュケースからティッシュを一枚抜き取って彼に渡し、目をそらす。
でもここで、私はあることに気付く。
「……あの……避妊具持ってる?」
伏田にこんなこと訊くのは恥ずかしいけど、切実な問題だ。なぜなら私の部屋にそんなものはないから。
こういう展開になったのが急だったし、伏田も持っていないかも。と思っていたのに、彼がイエスかノーなのかわからない微妙な顔をする。
「……実は、持ってる」
「えっ」
お互い言葉を発さず、数秒の間が空く。
私があらぬことを想像する前に、伏田が「違う」と断言した。
「先輩にもらったんだ。一緒に飲んだときに、これやるよって言われて、何かと思ったらゴム……。先輩と二人になったら返そうと思って持ってただけだ」
この際だから使わせてもらう、と言って伏田がベッドから下り、通勤に使用しているビジネスバッグのポケットから避妊具のパッケージを取り出した。
「今更かもしれないけど……しても、いい?」
確認してくる伏田に、何も疑問に思うことなくうん、と頷く。それを合図に彼が着ている物を脱ぎ出したので、私も辛うじて身に付けていたものを脱ぎ捨てた。
お互い全裸になり、ベッドに戻ってきた伏田の体を改めて眺める。ムキムキではないけど、腹筋はうっすら割れている細マッチョ。無駄な肉のない引き締まった体に胸がときめく。
――すごい……。こんなの見たら、もっとファンが増えちゃう……。
他の人に見せたくないと思うくらいには、私も伏田のことを独占したいらしい。
そんな自分に苦笑していると、避妊具を付け終わった伏田が私のところに戻ってきた。
宛がわれた屹立の太さと大きさに息を呑む。
「……あの……入るかな。私、すごく久しぶりで……」
ここへきて急に不安になってきた。
でも伏田は、大丈夫だと言って少しずつ奥へ屹立を進める。
座ったまま向かい合い、彼の首に腕を回し、少しずつ物理的な距離を縮めていく。
隘路を埋めていくこの圧倒的な存在感。久しぶりに味わうこの感覚に、つい呼吸することすら忘れそうになる。
「あっ……あ……、よ……陽士っ……」
ぎゅっと目を瞑って彼の存在を全身で感じていると、伏田にぎゅっと抱きしめられる。
「……入った」
それを訊いてどこかでホッとする自分がいた。同時に彼と繋がれたことに対して幸福感が湧いてきて、たまらなくなる。
「うん……。好き」
彼の綺麗な顔を両手で挟んで、唇を押しつける。
その途端わかりやすく中にいる彼の質量が増して、ビクッとしてしまう。
「やっ、おっきく……」
驚いていたら、背中と後頭部に手を添えられ、ベッドに倒された。
伏田はなぜか怒っているようにも見えた。でも、顔が赤い。
「可愛いことする瑞果のせい」
指を絡めて手を握られ、そのまま組み敷かれる。今度は伏田からキスをされた。私がしたような触れるだけのキスではなく、もっと艶めかしい深いキスを。
「ふっ……、ン……!」
息継ぎをしたくて口をずらそうとしても、伏田が追いかけてきて塞がれる。それを何度か繰り返したあと、ようやく口が離れていく。
一呼吸置こうとしたところで、今度は彼が腰を打ち付け始めた。
「あああっ! ンっ……、あ……」
体がぶつかり合う音が部屋の中に響く。最初の突き上げでうっかり大きめの声が出てしまい、慌ててボリュームを下げた。
「……っ、ふうっ……、ン……!」
片手で口を押さえながら突き上げに悶えていると、私を組み敷く伏田に笑われる。
「声、出さないでいられるの?」
「……っ、ばか……」
ばかと言われても伏田は嬉しそうだ。
何度か正常位で突かれたあと、呼吸を荒げながら伏田が屹立を引き抜く。
「……? どうしたの……」